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カナダ・トロントで生活しています。カメラ片手に写真で日々を綴っていきます。

十月一日

月曜日の朝、出勤途中に市庁舎前で多くの中国の国旗と人が集まっていました。
ここ市庁舎の一角ではほぼ毎日どこかの国の国旗が掲揚されています。
それは、この街に住む多様性を持ったバックグラウンドを
尊重するためのものと認識しています。

この日は、中国建国70周年のための国旗掲揚だと思います。
市長さんが最近のカナダと中国の関係悪化の影響で国旗掲揚をボイコットしたために、何かしらの抗議のために人が集まっているのでしょう。
香港の問題も関係しているとは思われます。


取り立てて興味もないし、関わりたくないし、
さっさっと職場へ向かいました。
ただただ私にとっては異様な光景でした。

仕事帰りには何事もなかったかのようになびいていました。

国旗はそれぞれの国の人々にとってとても重要なものです。
ユニバーサル・ストリートに掲げられている日本国旗を見ると
励まされている気分になりますし、この街の人々を尊敬することができます。


この街ではカナダ国旗は街のいたるところで見かけますが、
星条旗はほとんど見かけません。


国外での国旗掲揚には多様性を認め合うこの街でも、
少し神経質になるのかなと思います。

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