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カナダ・トロントで生活しています。カメラ片手に写真で日々を綴っていきます。

興味を示さないことは悪いことではない

お昼過ぎに外が騒がしいのでストリートをうかがってみると、
なんだかデモ集会が行われていました。


職場に対して抗議なのかと不快に思いましたが、そうではないみたい。
今外に出て大丈夫かなあ?なんて話しながら、
隣の部門の同僚と窓から眺めていました。

トロントって安全じゃなくなったね。とか尋ねると、
寂しそうな顔をして、
いろんな人がいるからまとめるのが簡単なことではなくなっているみたい。
なんて返答が返ってくる。


良い言い方をすれば自己主張がある程度尊重される世界。
悪く言えば、わがままを主張と勘違いしてしまう輩が多い世界。
昔からそうだったんだろうけれど、最近よく目につきます。


人間的に非常に成熟した人や尊敬できる人が多くいる中、
そうでない人とのギャップが激しい街だなと改めて実感している今日この頃です。


自分に必要でない情報・思想は取り込まない。
無関心でいることの重要性を強く感じます。


今まで生きてきて何も問題を感じていないなのだから
これから新しい考えを導入する必要って本当にあるの?


ここで使っている無関心とは他者に対して慈悲がない(careless)ことではなくて
興味を示さない (indifference)ことを指しています。

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