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カナダ・トロントで生活しています。カメラ片手に写真で日々を綴っていきます。

傍観するだけ

今日も前日に続き雨模様。
ボスに連れられて、
日本・カナダ両国共同研究のための説明会に参加してきました。


ボスは忙しい方なので、普段は仕事の話しかしないのだけれど、
会場までの道中で久しぶりに色々なプライベートな話ができて貴重でした。

現在、私はカナダで働いていて、日本からの援助は何もない状況です。
生活の糧になる給料はすべてカナダ企業から頂いています。
つまり、立場上カナダ側での視点で日本を見ていることなります。

会場となった場所はトロント大学の一角で学生さんの憩いの場所です。
とても風格があり趣のある歴史的な場所で私はとても大好きな場所です。
のんびりくつろげる場所でもあります。

トロント領事館の方や日本研究費の担当代表者などお偉い方の話を聞きながら、
カナダ側の担当代表者もプレゼンテーションしてとても有意義に話を聞くことができました。日本語で話をしている方がいてなんだか少し懐かしい感じ。


主に事務的な会合という意味もわかりますが、
自分とは住む世界が違う職種の人たちだなと感じました。
こういう外側から自分を見つめ直す機会に出くわすと、
ここから見ていると日本って遠い国だなあと思う。

大まかなプレゼンが終わった時点で、
“もういいや”とボスを残して席を外しました。
最後のレセプションまでここでいても、
日本の方々と話す意味もないかなと思って。

大学の講義が終わったのか、大学構内には学生さんがいっぱいいました。
その中をすり抜けるように職場へ戻りました。

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