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カナダ・トロントで生活しています。カメラ片手に写真で日々を綴っていきます。

やさしい味の参鶏湯 (サムゲタン) @ Arisu

朝8時から仕事を始めると、
ちょうどお昼頃に集中力が切れてトーンダウンする時間帯がやってきます。
昨日は、すこし職場から離れたバサースト駅近くのコリアンレストランへ。

この辺りを昼間で歩くのは久しぶりでしたが、
人通りはそれほど多くはないですね。


お店に入ると、著名人のサインがありました。

BBQやお寿司などたくさんのメニューがあるお店なので、主に夜営業だと思います。

トロントにきた初年度にこちらに食べにきた記憶があります。
その時は日本人からの方達との会合でした。
(彼らは今どこで何をしているんでしょうかね。)


お昼だからでしょうか、韓国語を喋っているご高齢のグループがいました。
サーバーの方も韓国語で話しかけていて、なんだかいい感じでした。
(何を話しているのかわかりませんが、やさしい音に聞こえます。)


参鶏湯 (サムゲタン)を注文しました。

小さな鶏が一羽丸ごと入っていて、中に餅米など詰めて煮込んであります。
高麗人参、ナツメ、長ネギなどが入っていました。


煮込んだ鶏肉は、とても柔らかく、
スプーンで軽く押すだけでホロホロ崩れます。
また、スープはさらっとした薄味でしたが、
鶏肉のうまみが溶け出していて上品な旨味。
(ナツメを崩して一緒に食べるといい感じ。)


お腹いっぱい。大満足でした。
いつもいつもおいしい食べ物が食べられるってほんとにありがたいことです。


お店を後にしての帰り道、
気温は穏やかで、ストリートはなんだかのどかな感じ。

昔ここにあったHonest Ed's(老舗のディスカウントストア)は完全に取り壊されていて、個人的には感慨深いです。


これからこの界隈の風景も大きく変わるんでしょうね。

激辛!客家 (Hakka) 料理 @ Yueh Tung

客家 (Hakka) 料理店へ行ってきました。
看板に書いているように1978年創業の老舗のお店です。

お店のホームページを見ると、
食を通じてこの街のコミュニティーへの寄与していくことへの想いが書かれています。
Life can be hectic but we believe food always brings us closer.
(人生は目まぐるしく過ぎてゆくけれど、食べ物は私たちをいつも近づける。)
いい表現だと思います。
とても愛情深い良文で、ぜひ一読されるといいと思います。

店内はゆったりしています。店員さんもウエルカムでした。
年配の方が多かったように思います。


チリビーフを注文しました。
ビーフは柔らかくゴロゴロ入っています。
これで10ドルとはお手頃だと思います。

ソースは、脂っこくなく、さらっとしているのだけれど
客家系の濃い味付けでライスとの相性も良く、とても口に合います。
加えて、食べ続けていくうちに、汗がでてくるほどスパイシーです。

とにかく辛いんですけど、料理されてる方の腕がいいんでしょうね。
総合的にまとまりがあり、洗練された逸品でした。
(私は辛いもの好きです。)



寒い冬の日にはもってこいのお店だと思います。
オススメです。

ポルケッタ・サンドイッチ @ Porchetta Co.

雑に言ってしまえば、イタリアの豚肉をはさんだサンドイッチです。
ダウンタウンに3店舗あります。

このお店のポルケッタは細切りにされていました。
胃がもたれる感じもなくって、あっさりしていておいしいです。


バンはカリッカリで香ばしく、
マスタードやトリュフ・オイルがバンに染み込んでいていい感じ。


でも何なんだろう?後味に良い感じの酸味を感じました。
この酸味。なんだか新鮮。

これがオーセントリックな味なのかどうかはわかりませんが、
手軽に楽しめるのはありがたいですね。