ここから

カナダ・トロントで生活しています。カメラ片手に写真で日々を綴っていきます。

誰の目も気にしない


日本では、地元の大学を卒業後、愛知県、兵庫県と数年単位で転勤してきた。
その土地にようやく馴染むようになるには1年くらいかかった。
短期でこの街に来てる人にとっては、あっという間の時間なんだろう。
日本国内でも、何も違わない。同じことだと思う。


新しい土地に来たばかりの頃に、訳も分からず撮った写真を見返してみると、
その時の感情がフラッシュバックしてきて、胸が締め付けられる。


嬉しかったのか、悲しかったのか、懐かしいのか、どういう感情なのかわからない。
焦燥感のような感覚が近いのかもしれない。
その感情が、何ものにも変えがたい貴重なものであることは感づいている。
とても大切なもの。


今思うことは、
自分が生活する上で決して交差することはないだろう大多数の中で、
自分や周りのプライバシーを必死で守らなくても良い人生を送っていることに気づき、
何かの記録をとっていくだけでも何かしらの意味が、
自分の中であるのではないだろうかと思い始めた。


そういう思いで、
これからも当たり前のことのように写真を撮っていくのだろうなと思う。


誰の目も気にしないし、興味もない。
そのことに価値があるのか、ないのか、それさえわからない。

僕はとても人が悪い。