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カナダ・トロントで生活しています。カメラ片手に写真で日々を綴っていきます。

身の丈(たけ)を知る

今年もなんだか暖冬だなという印象。。
マイナス10以下になった日が3日もなかったんじゃないか。
そんなことをぼんやりと思う。

先週のある日。
久しぶりに夕方に雲がひいてとても綺麗だった。

再開発がずっと続いている街。また高層コンドが立つんだろうなあ。
郊外に行けば膨大な土地があるのに
ここに集まってくるって、
なんだか寂しいような感じがする。
結局人の数自体が圧倒的に少ないことで、
経済活動もアメリカに比べてスモールビジネスのままなんだろう。
10年後どうなっているのだろうか?


先週の金曜日、テレビの取材がやってきた。
たまにこういった機会がある。

ボスは「やりたくないよ。代わりにやってよ。」なんて冗談っぽく言っていた。


2時間程度のインタビューに答える形式で撮影を見守っていた。
はじめに進行のあらましを打ち合わせして、
職場の広報部の方も交えて、
必ず伝えて欲しい言葉などをボスに指示していたけど、ボスは相手にしなかった。
彼なりの流儀があるのだろう。広報部の方も自身の提案を流した。


インタビュアーの人が小道具に使うぬいぐるみの説明をしてくれた。
とても丁寧に説明してくれて、その内容よりも彼女の姿勢に感心した。
単純にへえ、こんな感じでやっていくんだと面白いなあと思って見ていた。


カメラ機器のセッティングが終わって、
クルーたちにボス呼んできましょうか?と尋ねると、
いやいや急かすといけないから待っているよなんて返事が。


自分なら、撮影の予定時間も過ぎているのだから、さっさと呼びに行ってはじめた方がいいんじゃないかと思ったりもした。


ただボスに敬意を払っているようなそんな態度だった。


そんなやり取りのあった撮影を通して思い浮かんだ言葉は表題にある
身の丈(たけ)を知る だった。


あらゆる面で人からの評価を得ることはもちろんできないし、
驕(おご)ることなく謙虚に
なら、一体自分は何ができるのか?
何を一番にして生きていきたいと思っているのか?


考えているだけじゃダメで、常に行動に移していかないと潰れていってしまう。


人生はこれから数十年は続いていくわけだけれど、
体力や思考力もだんだん衰えていってきているのも事実だけれど、
折り合いをつけながら、溺れることなく泳いでいかないと。